参拝の作法-初詣は大國魂神社で-

2015年もあっという間に12月下旬。

もういくつ寝るとお正月です。

お正月といえばやはり、初詣から始まる方も多いはず!
毎年気合を入れて、寒い中夜中に神社に行って
今年一年のスタートをきるのが恒例になっている
なんてこともあるのではないでしょうか。

でも、お参りの仕方、自信ありますか?

初詣には大勢の人が神様にお願い事をしに行きます。

きっと同じ頼み事をするのならば、作法にのっとった頼み方をされたほうが、
神様の方だって気持ち良く願い事を叶えてくださることでしょう。

今回は正しい参拝の仕方をマスターして、
2016年のスタートを完璧にしちゃいましょう!

一、参道

神社の入り口には、必ず鳥居があります。
できれば、神社の一番外側にある
一の鳥居」から順に鳥居をくぐって、参道へと入りましょう。

鳥居をくぐる際には、軽く一礼します。
これを「一揖(いちゆう)」と言います。

参道を進むときは参道の中央を進んではいけません
参道の中央は「正中」といいまして、神様が通る道なので、
我々が通るところではないのです。

ちなみに、「一の鳥居」から内側にある鳥居は、順に「二の鳥居」「三の鳥居」といいます。

二、手水舎(チョウズヤ)

参拝をする前に、本来は精進潔斎や禊をしなければならないところですが、
現代ではなかなかそうはいきません。

代わりに参道の脇にある手水舎という場所で、身を清めます。

手水舎には、水がためてあり、柄杓(ひしゃく)が用意されています。
そこでの具体的な作法は、こうです。

一、右手で柄杓を取って、水を汲み、それをかけて左手を清めます。
二、次に、左手に柄杓を持ちかえて、右手を清めます。
三、再びひしゃくを右手に持ちかえて、左の手のひらに水を受け、その水を口にいれてすすぎます。
四、すすぎ終わったら、水をもう一度左手にかけて清めます。
五、使った柄杓を立てて、柄の部分に水を伝わらせるようにして清め、柄杓を元の位置に戻します。
  この時、直接柄杓に口をつけてはいけません
  多くの人が使うものですから当然です。

左手→右手→口→左手→柄 です。

三、参拝

実際に神様に参拝します。

まず、一揖(いちゆう)します。

次に、鈴があれば力強く鳴らしましょう。
神様に自分が来たことをこれで知らせるわけです。

今度は、お賽銭です。
お賽銭を投げつけるようなことがあってはいけません。
静かに入れましょう。

そして、「二礼二拍手一礼(二拝二拍手一拝)」を行います。

二礼」は神前に向かって、二回深くおじぎをします。
背中を平らにして、腰を90度折ります。

二拍手」は両手をのばして手のひらを合わせてから、右手を少し後ろへ下げます。
(左手の親指の付け根の膨らんだ部分と右手の手のひらのへこんだ部分が合わさるぐらいのイメージで)
肩幅ほどに両手を開いて、柏手を2回打ちます。
再び、両手をあわせ、揃えて祈念をこめてから手を下ろします。

一礼」は再び深くおじぎをします。

丁寧な作法では「一揖二礼二拍手一礼一揖」となっています。
(上記に加え最初と最後に一回ずつ浅くおじぎをします)
ちなみに、この参拝の仕方は一般的なもので、
神社によっては作法が異なる場合があります(出雲大社など)。

また、拍手をうつのは神様を呼ぶため、ではなく、
自分が素手であること、何の下心もないことを神様に証明するためのものです。

一般の参拝者は鳥居を出てから一礼をし、帰ります。

おまけ、お御籤(オミクジ)

これは作法とはちょっと異なりますが、お御籤(おみくじ)を引いた際に、
結びつけるのは厄を祓うためです。よいお御籤を引いたときは、
結びつける必要はまったくありません。

また、境内の木の枝に結びつけると、木をいためますので、やめましょう。
通常はおみくじを結ぶための設備があるはずですので、そこへ結びましょう。

ここまで文章で説明しましたが、
長くて、専門用語も多いし、
順番もあべこべになってしまいそう、、
そんな不安のある方には、 正しい参拝作法の動画があります。

実際に動きを真似しながら目で覚えたほうが 理解しやすいかと思いますので、是非参考にしてみてください。

府中市を代表する神社「大國魂神社」

「武蔵国」の中心地に詣でる元旦・由緒正しい出会い系神社で人生最大の良縁を

京王府中駅から歩いてすぐの大國魂神社は
武蔵国(現在の埼玉県と東京都の隅田川以東、神奈川県北東部)の総社。

大国魂大神の別名は、因幡の白兎のエピソードで知られる大国主。

もとは医療を含む衣食住、人の暮らしすべてにご利益をもたらす神様でしたが、
この神社ではかつて男女の出会いの場としての祭事を開催していた歴史があり、
由緒正しい縁結びの神様として知られるようになったそうです。

寿永元年(1182年)には源頼朝が北条政子の安産祈願を行い、
現代では結婚式場としても人気のスポットとなっています。
一時のロマンスだけでなく、結んだ縁を末永く約束してくれそうです。

大晦日の17時より今年の穢れを祓う「大祓式(おおはらいしき)」が、
元旦の午前0時からは崇敬者60名太鼓の音によって悪疫を退散させる
「初太鼓打初式」が執り行われます。
30日・31日の10~18時に大鳥居の内側にたつ晦日市(みそかいち)は、
江戸前期に始まったと言われる伝統ある露店。新年の生活用品を物色してみては?

大國魂神社アクセス

住所: 〒183-0023 府中市宮町3-1

アクセス: JR南武線または武蔵野線「府中本町」駅より徒歩5分。
      京王線「府中」駅より徒歩5分

ホームページ: 大國魂神社

(via
多摩武蔵野の情報誌サイト タチカワオンライン - 参拝、初詣特集
タチカワオンライン - 大國魂神社
神社参拝の作法)
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