年始もあっという間に過ぎ、
バレンタインもあっという間に過ぎ、
季節は春に移り変わろうとしています。

早いですね～～

さて、春といえば？
卒業・入学・お花見などなど、、、
今までの生活に一区切り、新しい生活がはじまる方も多いかと思います。

インターネットでの情報収集が主流化する昨今、
お部屋探しはやっぱりお手軽なネットがいいの？
それともやっぱり実際にその土地に行って探したほうがいいの？
きっと迷いますよね。

いったいそれぞれどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか？
不動産業者に聞いてみました。

意外なリスクのあるインターネット検索

物件を探す際、インターネットで不動産業者のHPを閲覧して探す方法と 店舗に訪れて物件を直接回る方法がありますが、それぞれどんなメリット・デメリットがありますか？

インターネットで探す場合のメリットはやはり「楽」ということですね。
自宅にいながらさまざまな物件を見ることができるのが一番のメリットといえます。
以前は間取りと数枚の写真だけというサイトが多かったですが、
最近はいろんな角度から撮影した内部写真も豊富なので詳細が分かりやすいですよ。

外に出なくていいのは楽チンですよね。

スマートフォンに対応したサイトも増えていますし、
空いてる時間でさっくり自分の希望の条件に合った物件を探せるので、 時間の節約にもなります。

普通なら10件20件確認することなんてできませんが、
ポチポチとクリックするだけでいろんな物件が見られます。
実際にそれだけ回ったら疲れますし、思考も鈍ります。
それに、広い範囲の物件を見ることができるのも良い点ですね。

インターネットで探すのはいいところだらけで、デメリットがないように思えますが

確かに利点は多いです。
でも意外なデメリットがありまして、
インターネットで探す場合は「その物件がすでにない」という可能性があるんです。
例えば、すでに契約されている物件がそのままホームページに掲載されていたりすることがあります。
ホームページで確認して店舗に行ったら「すいません……」みたいな(笑)。

え～！！衝撃です。
しかも、結構多いとのこと。

さらに詳細写真で内部が確認できるとはいえ、 実際に回ってみるのと比べると、壁や床の色合いや感触、
雰囲気や周辺環境を感じ取ることができないのがデメリットだとか。

言われてみれば確かにそうですね。

サイトで確認して行ってみたけど思っていたのと違っていた、
なんてことも多くありそうですね。

便利なのは確かですけど、意外なデメリットもあるので、
サイトの情報をそのままうのみにするのは危険な場合もあるようです。

実地は周辺環境や実際の雰囲気を確認できる

では、インターネットなどを利用せず、直接店舗に訪れて物件を案内してもらう場合の、メリット・デメリットを教えてください。

最大のメリットは直接見て直接話を聞けることですね。
これは物件探しの大事なことです。周辺環境などを自分で確認できますし、
実際に案内してもらいながら業者に話を聞くことで、どういった物件なのかよく分かります。

時間はかかりますけど、周辺環境までちゃんと確認して決める方がいいですよね。
それに二度手間にならないのもメリットの一つかもしれません。

なるほど。
ところで二度手間の可能性とはどんなものなのでしょうか？

インターネットでいい物件に目星を付けて店舗に訪れた場合、思っていた場合と違っていたら、
そこでまた違う物件に案内してもらうことがほとんどだと思います。
それなら最初から店舗に訪れて間取りや希望を伝えてめぼしい物件をいくつか案内してもらう方が、
インターネットで探す手間をスキップできます。

プロセスを一つ飛ばせるということですね。

前述のように物件サイトとにらめっこしてる間に物件がなくなっちゃう可能性も少なからずありますし、
最初から店舗に訪れる方が吉と出るケースもありそうです。

では、直接店舗に訪れて物件を案内してもらう場合のデメリットは何なのでしょうか？

これはインターネットで探す場合のメリットの逆です。
「多くの物件を回ることができない」
「ほとんどの場合訪れた業者の担当範囲内だけの案内になる」
「肉体的疲労がたまる」などですかね。

地道な方法にはそれなりの体力や気力がいりそうです。

物件探しの前にどちらが自分に合っているか考えてみるのがよさそうですね。

物件探しは新生活スタートの大事な第一歩。
慎重に確実に自分が得できる選び方が大事です！

具体的に住む場所が決まっているのであれば、
直接店舗に足を運んでみて、余裕のある時間に周辺を散歩してみると、
新しい発見があるかもしれませんよ。