先日、こんな広告がちょっとした話題になったのをご存知ですか?
「日本は、義理チョコをやめよう」
なんと、広告主は高級チョコレートブランドのゴディバ。
日本の義理チョコは半ば義務のようになってしまっている側面が強く、
本来ならばワクワクドキドキするイベントであるバレンタインが
面倒なものになってしまっているのは悲しいかな事実ではありますよね。
義理チョコ絶対ダメ!ということではなく、
もっと楽しかったバレンタインを取り戻そうよ!というメッセージ。
誰が悪いというわけでなく、そうさせる「空気」をみんなで作り上げてしまったんだなあ…
なんてちょっとしんみりしてしまいました。
しかし!
日本の義理チョコ業界はもしかしたら1枚も2枚も上手なのかも…
そんな風に感じたのが、庶民の味方・ブラックサンダー。
(via ブラックサンダー)
「一目で義理とわかるチョコ」をキャッチコピーに、
今年は東京駅の「東京おかしランド」に期間限定の義理チョコショップまで開店する潔さです。
バレンタイン限定でフランス産ブロンドチョコレートを使用した黄金なブラックサンダーや、
全長40cmもあるブラックサンダーなど、全力で義理チョコに挑んでいます。
あげた人とも会話が弾みそうですし、義理チョコとして完璧なのではないでしょうか。
そして、駄菓子屋さんでもおなじみだったチロルチョコはこんなものを発売していました。
(via チロルチョコ)
いつものかわいさはどこへやら。「忖度」とでかでかと印刷されたチロルチョコです。
商品説明にも
バレンタイン、ホワイトデーでの「義理チョコ」ならぬ「忖度チョコ」にはもちろん、恋心や相手の気持ちを察する場面、社内、家庭内で「忖度」したりされたりの日常のワンシーンにぜひご活用ください。
「忖度DECOチョコ(チロルチョコ)」の商品開発、発売の経緯に関しては、何卒忖度していただけますようお願い申し上げます。
と書かれており、ぬかりなさが素晴らしいですね。
お酒好きの方にはこんなのもいいかも。
ウイスキーボンボンならぬ、日本酒ボンボン!
パッケージも凝ってて、見ているだけで日本酒の匂いがしてきそう。
こんなのあるのー?と盛り上がりそうですね。
様々な意見がある義理チョコですが、
最近では女性の間で友チョコなども流行していますよね。
自分の美味しい、面白いと思うものを周りにプレゼンする日!
と考えてみるとちょっと楽しくなるかもしれません。