少し涼しくなってくると、食べたくなるのが甘いもの。
夏は夏でアイスにかき氷にスムージーに…とそれはそれで
甘いものを食べる理由にしてはいた気がするのですが、
もう夏の暑さと共にそんな記憶も遥か彼方に…。
涼しくなってくると、やはり美味しいコーヒーと焼き菓子などが食べたくなりますよね。
空前のパンケーキブームが日本に訪れたのが、7,8年前。
海外の人気パンケーキ店が日本にオープンしたことがきっかけになり、
またその頃同時にSNSへの写真投稿も盛んになっていたことで一気に火がついたようです。
その人気は一時に比べれば落ち着きましたが、閑古鳥が鳴くようなことはなく、
各パンケーキショップが街に根付く形で落ち着いている印象を受けます。
入店まで並ばなくてはいけないようなお店もまだありますが、
一体パンケーキが人々を惹きつける理由は一体なんなのでしょうか。
そもそも、パンケーキとホットケーキの明確な違いってご存知ですか?
なんとなーく違いは分かっているつもりでも、
きちんと説明しようとすると言葉に詰まってしまう人も多いのではないでしょうか。
私は先日、ホットケーキミックスをスーパーに買いに行ったところ、
隣にパンケーキミックスも売られていてこの違いは一体なんなんだろう…
と思わず頭を抱えてしまいました。
色々と調べてみたところ、諸説ありますが簡単に分類すると
<ホットケーキ>
・小麦粉、卵、牛乳、砂糖などを混ぜて円形に焼いたもの
・厚みがある
・甘みがある
<パンケーキ>
・砂糖不使用
・食事に合うようにしてある
・ふわふわしており、厚みは重視されない
というような特徴があるようです。
そもそもパンケーキという言葉自体がフランス語の「pannequet(パヌケ)」から
きており、フライパンなどで焼いたケーキの総称なのです。
ですので、パンケーキという仲間の中の一つ、甘い代表がホットケーキ、
というような感じでしょうか。
パンケーキブームのせいで少し隅に追いやられておいたホットケーキですが、
そのアイデンティティの一つである「厚み」を武器に、
最近ではその人気を取り戻しつつあるようです。
型などを使い、いかに厚さを出すか?が勝負のようです。
他にも何段重ねられるか?を競い合った動画もありました。
パンケーキが「ふわふわ」で戦っているのを考えると、
「厚みで競う」というのは戦い方としてはとても正しいですよね。
個人的には、昔ながらのバターとハチミツで食べるホッとケーキも、
リコッタチーズと共に食べるパンケーキもどちらも大好物。
それぞれ、毎日美味しさを競い合って私たちのお腹を満たしてくれることを期待しています。
(via マイナビニュース)