近場で思い出づくり!大國魂神社くらやみ祭が今年もやってくる

皆さんはゴールデンウィークのご予定はお決まりでしょうか?
今年2020年は飛び石連休となり、昨年の平成と令和にまたいでの10連休には及びませんでしたが、お休みの取り方次第では最大16連休と、最高のエキストラゴールデンウィークも可能となっております!
ですが昨今の情勢を鑑みて、旅行を断念し…そんな方もきっと多いと思います。
折角のGW、何もできずに終わってしまうのは嫌だ…!
そんな方はたまには近場で思い出作りをしませんか?

そう、お祭りです!

府中市では4月30日(木)「品川海上禊祓式」から始まり、5月6日(水)にかけて、武蔵国総社 大國魂神社恒例の例大祭「くらやみ祭」が行われます。
都指定無形民俗文化財「武蔵府中のくらやみ祭」として指定されたこの祭りには、神輿や大太鼓、山車の巡行などたくさんの見所があり、とても有名ですね。
また、2017年からみこし渡御の巡行路が延長され更に盛大になり、なんと2019年にはクラウドファンディングによる映画化も行われました!。

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ここで気になるのは「くらやみ祭」の名前について。
くらやみ祭はその名の通り「くらやみ」で執り行われます。
お祭りの多くは、日中に行われていると思いますが、いったいなぜなのでしょうか?

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ここにも、およそ1,000年の歴史を持つお祭りならではの由来があります。
日本人の精神文化には「貴いものを直接見てはならない」という考え方があり、神聖な御霊が神社から神輿に移られるお姿は、人目に触れることがない“くらやみ”に行うべきだという考え方の元、“くらやみ”で執り行われ、現代にまで至っているそうです。

市民が参加できるのは5月3日(日)~6日(水)となっております。
各日程のおすすめの見どころは以下の催しです。
どれも必見ですので、是非参加してみてください。

■3日:競馬式(こまくらべ)
6頭の馬が旧甲州街道(現在の東京都から神奈川県・山梨県・長野県を結ぶ道)を3度往復します。
その際、騎手は烏帽子直垂姿で騎乗します。
こちらの行事は、約1,000年以上続いている古式に則って行われます。

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■4日:萬燈大会
地元の青年会が中心となって制作した花萬燈の美しさを競い合う行事となります。
色とりどりで鮮やかな花萬燈は、まさに祭りの“華麗な花”となっています。

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■5日:神輿渡御(おいで)
くらやみ祭りのメイン行事。
花火の合図とともに六張りの大太鼓が打ち鳴らされ、神輿渡御が執り行われます。
神輿渡御で、大国魂神社からおよそ700m先の御旅所へ計八基の神輿が渡御します。
提灯に、黄金色の神輿をかつぐ白の装束が映え、妖しい中にも力強い美しさを放ちます。

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■6日:神輿還御(おかえり)
早朝午前4時に各神輿が御旅所を出発し、大太鼓に導かれ町内を巡行した後、午前7時半までに神社境内に還ります。
午前7時半から8時頃には8基全ての神輿が神社境内に揃います。

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気になる催しはありましたでしょうか?
ぜひ足を運んで、GWの思い出にしてくださいね。

くらやみ祭2020年の各イベント時間や場所情報はこちら

(via 大國魂神社公式HP

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