物件内見時に注意すべきポイントをご紹介

年始~春に向けてお引越しをお考えの方は、どの家に住むかをそろそろ考え始める時期でしょうか?
不動産業界は春の新生活に合わせ1月~3月が繁忙期です。
そのため、11月~12月は実は物件探しにおすすめの時期なのです!

賃貸選びの際、部屋の間取りや広さ、家賃など選ぶ基準は人それぞれ。
「こんな部屋に住みたい!」と既に条件が明確に決まっている方から、まだぼんやりとしかイメージができていない方まで様々かと思います
そこで重要になるのはズバリ「内見」です。

条件に合う物件に出会ったあと、最終的な物件決めの材料になる内見。
インターネット上に公開されている物件情報だけでなく、直接訪れることで、実際に住むときのイメージがつきやすくなります。
今回は、内見をする際に見るべきポイントや注意すべきポイントをご紹介します。

■物件の共用部分が綺麗に管理されているか?

占有部だけでなく、その建物自体がきちんと管理されているか確認しましょう。
共用部分が汚れて乱雑な印象を受ける場合は、管理人の目が行き届いていない物件であることが分かります。

・廊下の電気は夜にちゃんとついているのか
・他の住人の私物が廊下まではみ出していないか
・ゴミ捨て場はどうなっているか
・郵便受けが乱雑になっていないか

など細かい点まで見ておきましょう。
また、エントランスのセキュリティも要チェックです!

■家具家電を置くスペースはあるか?

内見に行く際はカメラ、メジャー、家具の寸法のメモを持って行き、想定の場所に収められそうか確認してみましょう。
内見時は家具や家電が置かれていないため、実際に住むときより広く感じられるものです。
ソファ、テレビ台、本棚、机、ベッドといった大型家具を配置した時の様子をイメージして部屋のサイズが適切か判断しましょう。

■日当たりは十分か?

図面でもおおよその部屋の向きはわかりますが、日差しが入る量やその明るさについてはなかなか分かりません。
日当たりは部屋の明るさはもちろん、洗濯物を干す場所にも影響する大事な要素です。
隣接する建物との位置関係などもきちんとチェックして日当たりを確認しましょう。
南向きの部屋でも目の前に建物が建っていて日が入らない、なんてこともあるかもしれません。

また、逆に日当たりが良すぎる場合も注意です。
西側に窓がある場合は、南向きほど日照時間は長くありませんが、午後から夕方にかけて西日が部屋の中に入ります
日中最も気温が高くなる時間帯に光が入ってくるため部屋の中が暑くなりがちな点を注意しておきましょう。

■家具の搬入経路は広い?

ベッドやソファ、大物家電の搬入も考慮する必要があります。
玄関はもちろんエントランスやエレベータ、階段のスペースの測定をお忘れなく!
分解・組み立てができない家具はベランダから搬入しなければいけないケースがあります。
その場合は、特殊搬入代が数十万円にのぼるケースも……。
引越しで思わぬ出費にならぬよう気を付けましょう。

■内見は複数回行こう!

内見を1回で済ませてしまうと、内見時と実際に暮らしたときでギャップが生まれやすいです。
例えば、内見したときは静かな場所だったのに、いざ暮らしてみると夜騒がしくて眠れない……といったようなことも。
そのギャップを埋めるために複数回の内見をおすすめしております。

昼や夜、平日や休日、など何度もタイミングをずらして訪問することで、環境が見えてきます。
特に繁華街の近くや飲食店の多いエリアでは、音や匂いが昼夜で異なるため、しっかり確認する必要があります!


ここまで内見の際のチェックポイントをご紹介してきましたが、なにより楽しみながら内見できるのが理想的です。
しっかり事前準備をして、「ここに住みたい!」と思えるようなぴったりの部屋を見つけましょう!

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