新築、中古、賃貸住むならどれ?それぞれのメリットデメリットをご紹介

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持ち家と賃貸はどっちが得かは結構議論されることが多いテーマです。持ち家には持ち家の良さがありますし、賃貸には賃貸の良さがあります。この記事では、新築の持ち家、中古の持ち家、賃貸のメリットデメリットをそれぞれご紹介していきます。

新築のメリット

新築物件には、主に税制措置などのメリットが多いです。ここでは、そんな新築のメリットをご紹介していきます。

税制の優遇を受けられる

新築でも中古でも家を買う際には様々な税金がかかります。しかし、家は国民が生活する上で必要不可欠な財産なので取得にかかった税金の優遇が受けられるのです。

しかも、新築物件は中古物件よりも税制の優遇措置が手厚いので大きなメリットと言えます。

例えば、不動産を持っていると固定資産税という税金が毎年かかるのです。新築物件の場合、購入後3年間は税金が半額になるという税制措置が受けられます。

また、不動産を購入した時にかかる不動産取得税は固定資産税の評価額から1200万円が控除されます。

このように、有利な税制優遇を利用すれば税金の支払いを大幅に節約することが出来るのです。

最新の耐震基準に沿っている

近年中規模の地震が頻発し、首都直下型地震や南海トラフ地震が数年から数十年の間に起こる可能性があると言われています。

老朽化が進んでいる物件ですと、大きな地震に耐えられるか心配でしょう。

新築の物件ならば、最新の耐震基準に沿って建築されています。地震などの災害に対しても強く、もし被害に遭ったとしても最小限の影響で抑えられるでしょう。

新築のデメリット

新築は購入後のメリットが多いですが、購入前のデメリットも多いです。ここでは、新築のデメリットをお伝えしていきます。

立地条件の良い場所が少ない

立地条件の良い場所には既に物件が立っていることが多いです。駅前や生活に便利な場所などは人気なので、あなたの求める立地条件が見つかりづらいと言えます。

子供がいる方は、通う学校の学区が決まっている場合通える範囲で希望の土地に物件を建てられないことも中にはあります。

実際に住んでいるイメージがしづらい

新築物件の場合、まだ建設途中の物件を契約しなければならない状況もあり得るでしょう。なぜなら、立地条件や値段条件の良い物件の場合、買い手が沢山いてのんびりしていると既に売却済みになってしまうからです。

建設途中だと、図面上でしか間取りは分かりませんし天井の感じや部屋の雰囲気もイマイチ掴めません。

営業担当者から受けていた説明のイメージと実際に住んでみたイメージでは、違うことも多いのを覚えておきましょう。

中古のメリット

新しい家に住みたいという方も多いでしょうが、予算や立地の関係で中古の住宅を選ぶ方も増えてきました。ここでは、そんな中古物件のメリットをご紹介します。

建築済みなので住んでいるイメージがしやすい

中古物件は、土地も建物も売っている段階から目に見える形で存在しています。

内観や外観、日当たりまで確認できるので、理想の物件が見つかるまで妥協せずに探すこともできるでしょう。

また、中古物件の売主が居住中の場合実際に住んでいる所を目にすることが出来るので更にイメージがつきやすいと言えます。実際に話を聞いてみることも可能でしょう。

新築よりも価格が安い

中古物件1番のメリットは、金額の安さです。中古物件は同じエリアの新築物件に比べて価格が安いことが多いです。

新築物件と中古物件は、同じエリアで同じくらいの面積、地形なら土地の値段はほぼ変わりません。

しかし、新築物件は建物の価値が残っていますが中古物件の建物の価値は年数が進むにつれて価値がなくなっていきます。

そのため、同じエリアなら中古物件の方が価格は安い傾向です。

中古のデメリット

中古物件には中古物件の良さがありますが、もちろん良くないところもあります。ここでは、中古のデメリットをご紹介していきます。

場合によってはリフォームが必要

中古物件は壊れている箇所がある場合があります。家の傷や痛みが激しい住宅だと、予想外のリフォーム代金がかかってしまうことも珍しくありません。

特に中古物件は、耐震強度が今の基準に達していない場合があります。耐震強度を上げるリフォームは高額で、金額や状態によっては新築物件より高くなってしまうこともあるでしょう。

ローン審査が新築より厳しい

新築物件よりも中古物件の住宅ローン審査は厳しいと言えます。それは、建物自体が年数の経過とともに価値を失っていき、金融機関が設定する担保価値が低く見積もられるからです。

物件の状況によって、ローン審査が通らないこともあるので注意するとともに事前の資金計画や、仮のローン審査を受けておくなど準備が必要と言えるでしょう。

賃貸のメリット

自由な生き方や働き方が定着してきた近年では、戸建て住宅よりも賃貸の方が良いという方も多いです。ここでは、そんな賃貸のメリットをご紹介していきます。

ライフステージに合わせていつでも引越しできる

転勤、転職、結婚、進学、様々な状況、環境の変化が起きるとその度に住処を変えなければなりません。購入した住宅だといちいち売買して、居住地を変えるのは難しいでしょう。

しかし、賃貸であれば契約を終了するだけで次の物件へ簡単に引っ越すことができます。

修繕費などの出費が少ない

戸建住宅やマンションなどは、不具合があれば自分で治さなければなりません。

特に戸建住宅は、屋根や外壁面の定期的な塗装、雨漏りの修繕、家材の破損など必ずかかってくる修繕費が多数あります。

しかし、賃貸であれば物件は大家さんの持ち物です。故意で起こした不具合以外であれば、持ち主の方に修繕の義務が発生します。

そのため、ほとんど賃貸に住んでいる間は修繕費の事を考えなくて良いと言えるでしょう。

賃貸のデメリット

賃貸は他人の持ち物なので、自由にならないことも多いです。ここではそんな賃貸のデメリットをご紹介します。

家賃を払い続けても資産にならない

賃貸に住んでいると必ず発生するのが家賃です。しかし、毎月払っていても賃貸物件は自分のものになりません。

持ち家なら数十年お金を払い続ければ、その後自分のものになり払わなければならないお金は発生しません。

現在は家賃と同じくらいの金額で持ち家が持てるので、考え方によっては勿体無いと感じる方もいるでしょう。

間取りや設備が自由に変えられない

先ほども述べましたが賃貸物件は他人の持ち物です。借りているものを勝手に変更することはできません。

退去時にトラブルになる可能性が高いので、絶対に勝手に設備や間取りを変えないようにしましょう。

まとめ

ここまで読んで、それぞれ良さ悪さがわかったと思います。

新築物件、中古物件、賃貸物件それぞれのメリットデメリットを理解して現在の自分に合った住処を選ぶようにしましょう。

参考URL
新築に住みたい!中古と比べて新築のメリット・デメリットとは?|LIXIL

中古戸建てのメリットデメリット~新築戸建てにはない魅力とは~|ハウスボカン

持ち家と賃貸どっちがお得か徹底比較!メリットやデメリットを知って老後に備えよう!|イエウール

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