府中が舞台!の物語たち

小説や漫画を読んでいて、ふと自分の知っている街が物語の中に出てくると
細かな描写が手に取るようにわかるようになって、物語を読み進めるのが
それまで以上に楽しくなった経験ありませんか?

それが自分の住んでいる街ならば尚更ですよね。
あ、ここはあの道だなーとか、きっとこれはあのお店の事を言ってるんだなー
なんて考えながら読んでいると、いま自分が生活しているすぐそばで物語が
展開されているような気がして親近感を感じてしまいますよね。
そこで今日は府中を舞台にした小説+漫画をちょっとご紹介。

まずは浅田次郎さんの「日輪の遺産」。

shousetu1 終戦直前、帝国陸軍がマッカーサーから奪った財宝が
府中競馬場から多摩川を隔てて見える山林に隠されているというストーリー。

・・・ここまで読んで、思わず窓の外の山を探してしまった方は居ませんか?
私は思わず探してしまいました。でも、残念ながらフィクションです・・・。

こちらは2011年に堺雅人さん主演で実写映画化もされていますね。
(現代パートは原作とはかなり設定が違うようですが)



お次は末次由紀さんの漫画「ちはやふる」。

shousetu2 2009年にマンガ大賞も受賞している”かるた”を題材とした少女漫画です。
物語は小学校編と高校編に分かれており、
府中市は小学校編で主人公達3人が過ごす街として出てきます。

3人がかるたを練習する会場は府中市片町文化センターがモデルとなっているそうです。
アニメ化もされており、OPの映像は府中駅の1・2番ホームから始まりますよ。



そして最後は、実写ドラマ化もされている池井戸潤さんの『ルーズヴェルト・ゲーム』。

shousetu3 社会人野球にスポットを当てた作品で、
舞台となる青島製作所は府中市にあるという設定になっています。
残念ながらドラマ版では青梅市という設定になってしまっていたようですが・・・。
ドラマ版でも府中を舞台にしてほしかった!と思った方も多いのではないでしょうか。

本を選ぶ際に迷ったら「自分の住んでいる街」が出てくるものを選ぶ基準にしてみるのもたまにはいいかもしれません。
読み終わる頃には、いつも見ている風景が違って見えるかもしれませんね。
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