ここ一週間はさむーい日々が続きましたが、みなさん体調は大丈夫ですか?
北海道は11月上旬としては1世紀ぶりの寒さを記録した、
なんてニュースもありました。
週末からはまた少し気温が上がって、秋らしい気候になるようです。
がっつり寒くなってしまう前に、秋を堪能したいですよね〜。
ところでみなさんは、藤田嗣治という画家をご存知ですか?
よく知っている・大好き!という方も居れば、
名前は知っているけれどよくは知らないなあ、という方も、
全く知らない、という方も居ると思います。
この絵をみると、少しピンとくる方が増えるかもしれません。
女性の乳白色の肌の色がとても特徴的ですよね。
このような少女の絵もたくさん手がけていました。
ポストカードなんかでも見かけることがあります。
この藤田嗣治の展覧会が現在、府中市美術館で行われています。
藤田嗣治は戦前にフランスのパリに渡り、活動。
その独特の画法はパリで大絶賛され、時代の寵児となりました。
海外では洗礼名の「レオナールフジタ」として知られています。
裸婦像や自画像などの西洋の古典的な画題に挑むことでヨーロッパの人々に認められた藤田。
今回の展覧会のタイトルは「藤田嗣治展ー東と西を結ぶ絵画」となっており、
東西文化の融合と対立に注目しながら藤田の創作の歩みをたどるものになっているそうです。
一般的には、女性や自画像、猫などを多く描いた画家として知られていますが、
戦争画を手がけたことも有名です。
今回の展覧会でもかの有名な「アッツ島玉砕」が展示してあるそうですので、
みなさん是非ご自身の目でご覧になって、そのエネルギーを感じてみてください。
10年ほど前、都心で開かれた藤田嗣治の展覧会に行ったことがあるのですが、
その日は最終日近かった為か入場にものすごい行列ができており、
結局入場を諦めた思い出があります。
今回は府中での開催とあって、都心ほど混雑することなく
ゆったりと鑑賞できるのではないでしょうか。
今年の秋は、是非府中市美術館で「芸術の秋」を感じてみてくださいね。
(via 藤田嗣治展オフィシャルサイト)