今年大ヒットした邦画といえば、「シンゴジラ」と「君の名は」。
どちらもみなさんご覧になりましたか?
「君の名は」は空前の大ヒット&ロングランで、
府中にあるTOHOシネマズでもまだ上映されていますね。
国民の8人に1人は見ているという計算になるという話を耳にしましたが、
まだ見ていなくて話題についていけないなあ、なんて方は、
この年末年始を利用して見に行かれてみてはいかがでしょうか。
もう一つのヒット作、「シンゴジラ」は舞台が東京ということで、
都内に住む人は見ていてより一層ハラハラしたのではないでしょうか。
東京湾から現れたゴジラは、東京都心をめちゃくちゃにしていきましたが、
現在、そのめちゃくちゃにされた場所(主に大田区ですね)は
映画の「聖地」になっているそうです。
破壊された場所が聖地というのも、なんだか面白い気がしますね。
(このあと、ほんの少々ネタバレがありますのでご注意ください)
映画の中では東京の、いえ日本の心臓部とされる場所は全てゴジラにやられてしまい、
映画後半では災害対策本部を立川に移すという描写がありました。
立川市と府中市8キロほどの距離。
府中は比較的安全な場所にあると考えられますが、
果たしてどのような影響があったのでしょうか。
あくまでも映画内での出来事のみで考えたとき、
一番始めに影響が出たのは南武線と府中街道ではないかと考えられます。
ゴジラが2度目の上陸を始めたのが神奈川県の由比ヶ浜、
そこから東京を目指して今度は神奈川をめちゃくちゃにしていくのですが、
その際一番ゴジラが破壊していったのが武蔵小杉駅周辺。
武蔵小杉には南武線と府中街道が通っており、府中はその2本とつながっているため、
恐らくまずは電車の遅延などから異変を感じ取るような感じになるのではないでしょうか。
その後、ゴジラは東京駅の方を目指し都心を破壊、
災害対策本部は立川に設置されました。
なので、被害よりも都心からの避難者の受け入れ先、
政府関係者の宿泊場所として府中は機能していたのではないかと考えられます。
災害シミュレーション映画としてもかなり興味深い「シンゴジラ」。
来年3月22日にはDVD&blu-rayが発売されるようですので、
都内に在住でまだご覧になっていない方は、是非ご自身の住む場所を考えながら
ご覧になってみてくださいね。