今日は節分でしたね。
みなさん、豆撒きはしましたか?恵方巻きは食べましたか?
夕方のスーパーは、恵方巻きを求める人で混雑していました。
気がつくといつの間にかすっかり定着していた恵方巻き。
子供の頃は豆撒きをすることで実感できた節分ですが、
大人になると会社で豆撒きをするわけにはいかないので、
少し寂しいな…なんて感じていたのですが、そこに現れたのが恵方巻き!
大人になっても節分を意識することができるので、毎年食べるようにしています。
このように、時代の流れで定着していく行事もあれば、
少しずつ廃れていってしまう行事もあります。
そんなものの一つに「紀元節」があります。
みなさんご存知ですか?
ん?なにそれ?知らないよーいつやるのー?
という人も多いかもしれません。
実は来週、2月11日がその「紀元節」なんです。
2月11日は、現在では「建国記念の日」として祝日になっていますが、
戦前までは「紀元節」という神武天皇の即位日とされた祝祭日で、
皇室の繁栄と国の発展を祈念する祭が、
宮中、そして全国の神社でも行われていました。
敗戦に伴って「紀元節」は廃止となってしまいましたが、
その後昭和41年に「建国記念の日」という祝日になりました。
そんな「紀元節」ですが、実は府中では紀元節祭を行っている場所があるんです。
そうです、大国魂神社です。
祭礼そのものは非公開ですが、当日は境内にて唱歌「紀元節」が流されていたり、
お清めを終えた神職さん方が移動している姿を見ることができるなど、
普段とは違ったその雰囲気を感じることはできます。
午前9時から行われるようなので、
興味のある方は少し早起きして、その雰囲気を確かめに行ってみてはいかがでしょうか。
(via 大国魂神社ホームページ)