大国魂神社の「くり祭り」

一雨一雨ごとに秋が近づいているなあ〜と感じる今日この頃。
今週はずっとぐずついたお天気で、なんとなく気持ちも晴れないですね。
週末になるとお日様が顔を出すようなので、
秋冬物のお洋服やお布団を出したり、
秋晴れの中お出かけしたり、
溜まっていた本をのんびり読んだり…と
色々と予定を立てることができそうですね。
そろそろ秋の楽しみのひとつ「食」の方が活発になってきていますので、
たくさん遊んでたくさん食べて、秋を満喫したいですね〜。

さて、少しお天気が心配なところではありますが、
明日から2日間(9月27日、28日)、
府中市の大国魂神社では「秋季祭くり祭り」が開催されます。
大国魂神社では、夏の初めに「すもも祭り」がありましたら、
今回は秋のお祭りということで、主役は「くり」です。

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くり祭りは、元文2年9月28日(1738)の武蔵総社六所宮太々神楽創立が起源で、
途中一時中断されていた時期もありましたが再興され、
現在まで引続き行われている歴史あるお祭りです。
当時、武蔵野の大地が栗の発達に適していたこと、
そして栗が保存食として重要視されていたこと、
さらに上質の栗が採れること、とたくさんの要素が重なり、
徳川家に栗を奉納するようになり、栗の収穫期と太々神楽の時期が相まり、
栗祭と呼ばれるようになったそうです。

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(via 大国魂神社
境内には約260本の行灯が灯され、幻想的な雰囲気が漂います。
その周りには名前の通り、府中のある多摩地区で収穫された「栗」を売る露店を始め、
様々な露店が立ち並びます。
かつては奉納されていた栗ですが、現在は庶民の私たちでももちろん購入が可能。
せっかく行くからには栗を購入し、その味を楽しみながら、
かつての徳川家の人々、それを奉納していた人々…
に想いを馳せてみるにも面白いかもしれません。

(via 大国魂神社

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