一人暮らしで団地はあり?団地メリット•デメリットも紹介!

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団地は、家族向けのイメージや昔からあって年季が入っているイメージがあると思いますが、実際はどうなのでしょう。

この記事では、そんな団地のメリット•デメリットについて解説していきます。

そもそも団地とは何?

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団地とは、ひとつの広い土地に複数の建物がまとまって建てられている住宅群のことを指します。

一般的なマンションが「1棟の建物」の呼び名であるのに対し、団地は「エリア全体」をひとまとめにして表す言葉です。

建っている建物の種類もさまざまで、集合住宅だけでなく戸建てが含まれることもあります。

団地の特徴としてよく見られるのが、5階建ての中層住宅がいくつも並ぶ形です。

どの棟も南向きに配置され、日当たりを確保しやすい点が好まれてきました。

古い団地ではエレベーターが設置されていないことが多く、「階段室型」と呼ばれる構造が一般的です。

これは、各階の2住戸がひとつの階段を共有する仕組みで、1棟に複数の階段室が配置されています。

こうした構造は壁式が多いため、リフォームやリノベーションを行う際に、間取り変更の自由度に影響する場合があるでしょう。

また、団地には分譲よりも賃貸が多いという特徴があります。

実際、大手管理会社では扱う団地約90万戸のうち、賃貸が7割以上です。

それでも団地自体の数が多いため、中古購入を検討する場合でもいくつかの候補から選べるだけの選択肢が存在します。

近年では、古い団地を購入して自分好みにリノベーションする人も少なくありません。

レトロな雰囲気やゆったりとした敷地、緑の多い環境が見直され、団地暮らしがひとつのスタイルとして注目されているのも理由の一つです。

団地のメリット

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団地で暮らす大きな魅力は、まず家賃の手ごろさです。

周辺相場より安く設定されていることが多く、同じ予算でも広めの間取りを確保しやすい傾向があります。

また、団地の多くは敷地が広く公園や緑地が整備されているため、自然が身近に感じられる豊かな住環境も特徴です。

団地によっては、スーパーや病院、学校などの生活施設が敷地内や周辺に揃っており、日常の暮らしやすさが高い点もメリットといえます。

さらに、保証人や礼金、仲介手数料、更新料といった初期費用が不要な場合も多く、入居のハードルが低いのも特徴です。

昔からの住民が多い団地では、地域コミュニティのつながりが自然とできやすく人との関係を築きやすい点も魅力の一つでしょう。

団地のデメリット

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一方で、団地ならではのデメリットも存在します。

築年数が古い団地が多いことから、断熱性や防音性が十分ではない場合があり、季節によって暑さや寒さを感じやすかったり、生活音が気になったりすることがあります。

また、オートロックやエレベーターなど近年のマンションで一般的になりつつある設備が備わっていない団地も少なからずあり、共用部分の設備に物足りなさを感じることもあるかもしれません。

専有部分の水回りや設備も古いまま残っていることが多く、必要に応じてリフォームを検討するケースもあります。

さらに、団地は郊外に位置していることが多いため、通勤や通学に時間がかかる可能性もあるでしょう。

これらの特徴は団地全体の傾向ですが、近年は建て替えや大規模修繕によって改善されている場所も増えています。

団地は一人暮らしでも住めるのか

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団地は「家族向けの住宅」というイメージを持たれがちですが、実際には 一人暮らしにも適した住まい として広く選ばれています。

もともと団地は、公園や学校とセットで整備され子育て世帯のための住宅として広がってきました。

しかし今では、単身で暮らす人の入居が増え、住まいとしての役割が大きく変化しています。

自治体や団地の管理者も、若い世代や単身者を受け入れやすい仕組みやサポートを用意するなど、幅広い層が暮らしやすい環境づくりが進んでいます。

先に説明した通り団地は敷地が広く、近くに病院・スーパー・学校など生活に必要な施設がそろっていることが多いため、 利便性が高く単身者でも安心して暮らしやすいです。

また、築年数が経っている団地には比較的広めの間取りが多く、一般的な新築ワンルームに比べて、ゆったりとした一人暮らしができる のも魅力です。

リノベーションされた団地では、1LDKや2DKといったゆとりある間取りが用意されていることも多く、単身でも快適に過ごせる住まいが増えています。

このように団地は、家賃の手頃さ、広さ、周辺環境の便利さなどさまざまな理由から 一人暮らしにも非常に向いている住まい といえます。

生活空間にゆとりが欲しい人や静かな住環境を求める人にとって、団地は魅力的な選択肢になるでしょう。

まとめ

団地は「古い」「家族向け」というイメージを持たれがちですが、実際には一人暮らしにも適した魅力がたくさんある住まいです。

手頃な家賃でゆとりある暮らしをしたい人、落ち着いた住環境を求める人にとって団地は十分にありな選択肢です。

団地の特徴を理解したうえで、自分のライフスタイルに合うかどうかを検討してみると思いがけない快適な暮らしが見つかるかもしれません。

参考URL
団地は一人暮らしでも住める?メリット、デメリットや家賃が安い理由と探し方、リノベーションについても解説|SUUMO

マンションと団地の違いは?それぞれのメリット・デメリット、上手な物件選びや実例も紹介!|SUUMO
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