食洗機。
それは食事のたびに食器を洗わなくてはならないという辛さから解放してくれる、家事の強い味方です。「ロボット掃除機」「全自動洗濯乾燥機」と並び現代の家電「三種の神器」と言われてる中のひとつです。
一度食洗機を体験してしまうと、もう元の食器を手洗いする生活に戻れない!なんて方も多いのではないでしょうか?
食洗機には家事の時間短縮の他にも
・雑菌が付きにくく、綺麗に洗える
・洗浄後乾燥まで行ってくれるので食器を拭く手間もなくなる
・水が節約できて省エネになる
・冬場に冷たい水で食器を洗う必要が無くなり、手が荒れない
のように様々なメリットがあります。
今回は食洗機の購入をお考えの方向けに、一般的に流通している二つのタイプの食洗機、「卓上型」と「ビルトイン型」についてご説明したいと思います。
【卓上型食洗機】
(via ハートマークショップ コンパクト食器洗い乾燥機)
卓上型食洗機は、キッチンの上に置くタイプの家電です。
大きな工事を必要としないので、賃貸にお住まいの方や、手軽に設置したい方が導入されています。
価格は約3万円~5万円程度のものが多く、ビルトイン型に比べ比較的安価です。
キッチンの上にある程度の設置スペースが必要ですが、最近ではコンパクトな小型モデルが増え、導入のハードルが下がっています。
また、本体のタンクに手動で水を注入して使用する「タンク式」と、蛇口から直接給水をして使用する「分岐水栓式」があります。
分岐水栓式は簡単な工事が必要となりますが、工事を含め食洗機の取付けサービスを1万円以下で行ってくれる業者もあるのでお願いしても良いかもしれません。
【ビルトイン型食洗機】
(via Panasonic ビルトイン食器洗い乾燥機)
ビルトイン型食洗機は、キッチンと一体になっているタイプの家電です。
今お使いのシステムキッチンに新しく取付けることも可能で、卓上型と違い収納ができるため見た目もすっきりします。
新規設置・既存食洗機交換は1~3時間程度で工事が完了しますので、賃貸でなく持ち家の方はビルトイン型を選ばれる方が多いです。
価格は約10万円~15万円と卓上型に比べ高価ですが、後付けでもシステムキッチンに設置でき、見た目も綺麗という点から国内需要ではビルトイン型が75%以上を占めています。
ここまで二つのタイプについて簡単にご説明しましたが、使いっぱなしではなく、もちろんお手入れも大事です。
毎日大掛かりな手入れをする必要はありませんが、使用後はフィルターに溜まった食べ物のカスを取ってあげるようにしましょう。
また、ひと月に1度くらいの頻度でパッキンドアのフチなど細かい場所のお掃除もすると菌の繁殖を防ぐことができるのでおすすめです。
(via Panasonic 食器洗い乾燥機専用庫内クリーナー)
夫婦共働きのこの時代。
食洗機を導入し食器洗いの負担がなくなることで、日々の生活が圧倒的に快適になります。
生活の質を高めてくれる「時短家電」として、この機会に、ご家庭に食洗機を導入してみるのはいかがでしょうか?