府中市で馬に付いていた蹄鉄が買える!?どこで買えるの?

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府中市では、古来から開運のお守りとしても知られている蹄鉄を購入することができます。

この記事では、そんな蹄鉄が購入できる場所や蹄鉄についても解説していきます。

蹄鉄とは

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蹄鉄(ていてつ)は、馬の蹄(ひづめ)を守るために装着される金具のことです。

馬の蹄を保護する道具の中でも代表的なものが「蹄鉄」であり、馬蹄(ばてい)と呼ばれることもあります。

一般的な素材は鉄やアルミですが、近年ではスニーカーのように柔軟な素材を使用したタイプもあるようです。

用途や馬の体調に合わせて選ばれるなど、現代においても進化を続けています。

ただ、野生の馬に蹄鉄は必要ありません。

自然の草原を駆け回り、栄養価の高い草を食べることで蹄が丈夫に育つからです。

しかし家畜として人と共に暮らす馬は事情が異なります。

限定的な環境で飼育され、餌の多様性も少ないため蹄が弱くなりやすいのです。

さらに、人や荷物を運ぶことで蹄にかかる負担は増大します。

その結果、摩耗や怪我を防ぐために蹄鉄が欠かせなくなりました。

蹄鉄の役割は単に「蹄を守る」だけではありません。

摩耗や損傷を防ぐほか、怪我や病気の予防にもつながります。

そのため、蹄鉄の装着は「削蹄(馬の爪切り)」とセットで行われます。

定期的に専門の蹄鉄工がケアを行い、馬の健康を守るのです。

こうして見ると、蹄鉄は単なる金属の道具ではなく、馬の命を守り、人と馬が共に暮らす歴史を支えてきた大切な存在であることがわかります。

蹄鉄のご利益は?

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蹄鉄は世界各地で「幸運のお守り」として愛されてきました。

その由来はさまざまで、歴史や伝説、文化の中に深く根付いています。

ヨーロッパのケルト人の伝承によると、鉄と馬を用いて神話上の異族を退けたことから、鉄=蹄鉄には魔除けの力があると考えられるようになりました。

イングランドには、鍛冶屋が悪魔の足に蹄鉄を打ち付けたという伝説もあります。

悪魔は「蹄鉄のかかった扉の家には入らない」と約束したとされ、蹄鉄は邪悪なものを遠ざける象徴となりました。

また、権力者の馬の蹄鉄を修理したことで大金を得た村人の逸話から「富の象徴」とされたり、蹄鉄を固定する釘の数が「7本」であることが「ラッキーセブン」に通じ、縁起の良い数字と結びつけられたりもしました。

日本でも蹄鉄は縁起物とされています。

「馬は人を踏まない」という性質から、交通安全のお守りとされるようになり、さらに家の玄関に飾れば「家内安全」を祈るお守りにもなります。

飾るときの向きにも意味があります。上向き(∪型)は「幸せを受け止める」、下向き(∩型)は「不運を落とす」「幸せが降り注ぐ」と解釈され、地域や文化によって意味が分かれるのも興味深い点です。

このように、蹄鉄は魔除け・富・幸福・安全といった多彩な意味を持ち、古今東西でラッキーアイテムとして親しまれてきました。

府中と馬の歴史

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東京都府中市は、古くから馬と深い縁を持つ街です。

かつて武蔵国の国府が置かれていた時代には「馬市」が開かれ、選び抜かれた良馬が朝廷に献上されていました。

その伝統の名残は、現在も大國魂神社で行われる「くらやみ祭」の「競馬式(こまくらべ)」に受け継がれています。

また、府中駅前から大國魂神社へと続く「馬場大門のケヤキ並木」は、大正13年に国の天然記念物に指定されました。

この並木道は、かつて馬が行き交った歴史を物語る象徴的な存在です。

さらに府中には東京競馬場もあり、現代においても「馬の街」としての顔を持ち続けています。

競馬を楽しむ人々にとっても、蹄鉄は特別な縁起物として親しまれているのです。

府中市の「FUCHU LUCKY HORSESHOE」が買える場所

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そんな府中市では、実際に使われた蹄鉄を洗浄・研磨してお守りに仕立てた「FUCHU LUCKY HORSESHOE」が販売されています。

ふるさと納税の返礼品としても人気を集めており、2023年8月から販売拠点が拡大しました。

販売場所一覧

府中市観光情報センター

開館時間:9時~17時

府中市郷土の森観光物産館

開館時間:10時~18時(季節により変更あり)

まちづくり府中(店舗)

営業時間:9時~17時30分

まちづくり府中オンラインショップ

ネット購入が可能

府中市ふるさと納税(オンライン)

各種ふるさと納税サイトから選択可能

商品情報

価格:2,000円(税込)

容量:1個

原材料:アルミニウム

サイズ:155mm×155mm×45mm(使用馬によりサイズは異なる)

特徴:府中市内の福祉作業所で丁寧に洗浄・研磨

この商品は、馬の蹄を守り終えた「役目を果たした蹄鉄」を再利用して作られています。

そのため、ただの飾りではなく「馬を守り抜いた力強い縁起物」として特別な意味を持ちます。

まとめ

蹄鉄は古来より馬を守る道具であり、世界中で「幸運のシンボル」として大切にされてきました。

府中市で販売されている「FUCHU LUCKY HORSESHOE」は、そんな伝統と歴史を背景に持つ特別なお守りです。

観光のお土産としてはもちろん、大切な人への贈り物や日常を守るお守りとしても最適です。

参考URL
FUCHU LUCKY HORSESHOE(蹄鉄)の販売場所が増えました!|まちづくり府中

馬蹄・蹄鉄の意味と由来|幸運を呼ぶラッキーアイテム|ソメスサドル
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