4月も中旬になり、ゴールデンウィークはすぐそこ!
みなさまのご予定はどんな感じですか?
遠くへ旅行へいく方もいらっしゃるかと思いますが、
府中のゴールデンウィークと言ったらやはり、
大国魂神社の「くらやみ祭」ですよね。
府中の大国魂神社では、5月5日(祝)を中心に例大祭「くらやみ祭」が行われます。
1000年もの歴史があるくらやみ祭は都指定無形民俗文化財に指定されていて、
期間中の人出はゴールデンウィークということも相まって約70万人!だそうです。
かつては街の明かりをすべて消した深夜に行われていた為「くらやみ祭」と呼ばれていますが、
暗闇の中で行われる祭りだけに事故や喧嘩も多々あったとか…
そんなこんなで今は時間がずらされてメインイベントは夕方から行われています。
祭りの見所は3日(祝)〜6日(水)で、屋台などで賑わうのもその期間です。
しかし実は4月30日から一連の祭りは始まっているのだそうです。
しかもその場所は府中ではなく、品川区の海上。
「品川海上禊祓式(汐汲み・お浜降り)」と呼ばれる神事から祭りはスタートします。
神職一行が品川海上に出て身を清め、お清めの汐水を神社に持ち帰り、
大祭期間中の朝夕潔斎時にはこの汐水を使用するのだそうです。
なぜ品川?と思いますが、その起源なども含めて品川区のこちらのページに
詳細が掲載されていますので、ご覧になってください。
国府祭を起源とする祭りだけに、始まりも厳かですね…!
どのような車でどのように神社まで運搬しているのでしょうか…
それについても気になります。
そしてその後
・5月1日「祈晴祭」
祭期間中の安全と晴天を祈る儀式。
・5月2日「御鏡磨式」
お神輿につける8枚の鏡を塩で磨き清める儀式。
と二つの儀式を終え、ようやく3日の競馬式などの儀式が始まります。
くらやみ祭りというと一般的には3日〜というイメージですが、
その前にこんなに沢山の儀式があったんですね〜。
古来から続く格式高いお祭りであることが伝わってきます。
そしてメインはやはり5日の神輿渡御。
写真を見ているだけで、興奮してしまいますね…!
さて、そんなくらやみ祭ですが、3日(祝)〜6日(水)は、
交通規制が実施され、周辺道路の混雑が予想されます。
また、臨時駐車場はありませんのでご注意ください。
ご来場の際は公共交通機関のご利用をおすすめします。
1000年もの歴史をご自身の目で見るチャンスです。
ぜひ、現地で体験してみてくださいね。
(via 府中市ホーページ 大国魂神社ホームページ)