毎日寒い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしですか?
今年はインフルエンザのワクチンが足りないなんて情報もあります。
なるべく自衛して、寒さと風邪には負けないようにしたいところです!
そんな寒い毎日ですが、寒いからこそ嬉しいこともあります。
その一つが、夜空が綺麗なこと!
寒くて空気が澄んでいるため、他の季節よりも星を見ることができるんです。
東京では星は見えない、と思われている方もいようですが、
府中ではかなり見ることができるんですよ〜。
さて、そんなお空に今年、府中にゆかりある小惑星が誕生したのをご存知でしょうか?
その名も「Musashifuchu(ムサシフチュウ)」!!
これは、NPO法人日本スペースガード協会が発見した小惑星の命名権を
府中市郷土の森博物館が委ねられ、府中市民を対象に一般公募の結果決定した名前なんです。
ただの「Fuchu」も公募の中にはもちろんあったようですが、
府中市は広島県にもあるので、東京都の府中市ということがわかりやすいということで
頭に「Musashi」のついた「Musashifuchu」が選ばれたようです。
小惑星Musashifuchuは太陽系の火星と木星の間を回る直径2.7kmの小さな惑星。
約3年4ヶ月をかけて太陽の周りを一周しています。
現在、おうし座の方向で17等の明るさで光っています。
せっかくだから自分の目で確かめたい!と思った方、ごめんなさい。
肉眼で確かめることのできる星は6等星程度。
17等であるMusashifuchuは残念ながら肉眼では確かめることはできないんです。
17等ほどの明るさ(暗さ)となると、専門施設に置かれている望遠鏡でないと見えないそうです。
どうしても見てみたい!という方は、郷土の森博物館のサイトに、
八ヶ岳にある五藤光学研究所の観測所で撮影されたMusashifuchuが掲載されていますので、
是非ご覧になってみてくださいね。
例え見えなくても、自分の住む場所の名前がついた惑星が宇宙に存在するなんて、
とーってもロマンチックですよね。
今日はぜひ、冬の夜空を眺めてみてくださいね。
(via 郷土の森博物館)