春、旅立ちの季節です。これから一人暮らしを始める方も多いと思います。
初めての一人暮らしは、楽しみであるとともに、どんなことに気をつけて生活していけばいいのか分からず、多少のご心配もあると思います。
家事やお金のことなど、一人暮らしでは自分で管理しなければならないことも増えてきます。
ここでは、一人暮らしで気をつけたいポイントをお話します。
■少しずつでも、自炊の習慣をつけましょう
一人暮らしで気になるのは、まず、食生活です。
料理をする習慣をつけていけば、食事代の節約にもなり、健康面にも良い影響が出てきます。
いきなり、毎食、本格的な料理をしようとすると挫折しやすいので、徐々に自炊の習慣をつけていくことがおススメです。
まずは、自分の好きな料理を何回か作って、得意料理としてしまいましょう。
得意料理ができたら、お友達に振る舞うのも良いでしょう。モチベーションも上がってきます。
最近は、ネットに手軽な調理法のレシピがたくさん載っていますので、手間や時間をかけずに簡単に料理をすることができます。
面倒がらずに、まずは始めてみてください。
■家事はこまめにこなしましょう
料理の他にも、一人暮らしでは掃除や洗濯などの家事をこなす必要があります。
特に、掃除は大切です。きれいに暮らしているつもりでも、ホコリは想像以上にたまっていきます。
ハンドクリーナーやお掃除スリッパ(モップ・スリッパ)など手軽に使えるアイテムを活用して、こまめなお掃除を心がけましょう。
洗濯は、一人暮らしであれば毎日行わなくても良いでしょう。
しかし、洗濯物を何日も溜めてしまうと、着たいときに着たい服がないというような状況になってしまいます。「何日ごとに洗濯をする」など、目安を決めておくとよいでしょう。
■自分で、生活のリズムを整えましょう
一人暮らしは自由な分、生活リズムが乱れがちです。
夜更かしをしても誰に注意されることもなく、ついついゲームにはまってしまうという危険性もあります。自分で意識して生活リズムを整えていかないと、夜更かしがクセになり、会社や学校に遅刻することにもなってしまいます。
健康面にも、悪い影響が出てしまいます。
毎朝〇〇時に起きる、夜は〇〇時には寝る、というように自分でタイムスケジュールを決めて生活していきましょう。
生活のリズムが定着してくると、朝も自然と決めた時間に目覚めることができるようになります。
■収支を把握するために家計簿をつけましょう
一人暮らしでは、給料やバイト代、仕送りなど、限られたお金を上手に使って生活していく必要があります。多少、面倒でも家計簿をつけていけば、収支のバランスをみることができます。
毎月、何に一番お金を使っているのか、自由に使えるお金はどのくらいあるのか、しっかりと把握しておけば、急な金欠も防げます。
最近では、スマホで手軽に家計簿をつけられる便利なアプリもありますので、これを活用してやりくり上手になってください。
■ごみを溜めこまないようにしましょう
生活をしていると、どうしてもごみが出てきます。
ごみ袋を溜めてしまうと、部屋が狭くなるだけでなく、衛生的にも問題が出てきます。
ごみの分別と収集については、各自治体でルールが決められていますので、それに従って決められた日にごみを捨てるようにしましょう。
特に、これから夏にかけて生ごみの処理には注意が必要です。ニオイが気になるだけでなく、虫を呼び寄せてしまうこともあります。
ポリ袋などに入れて、しっかりと密封しておきましょう。
また、キッチンの流しにある三角コーナーや排水口はお掃除を忘れがちですが、これもニオイがする前にこまめに掃除しておきましょう。
・府中市の「家庭ごみの出し方」詳しくは下記をご参照ください。
家庭ごみの出し方
家族と暮らしている時は、料理や掃除・洗濯などのことを気にせずに生活できていた方も多いのではないでしょうか。
しかし、一人暮らしでは、細かな家事も自分で処理しなければなりません。
一人暮らしには自由で楽しい面もたくさんありますが、同時に義務も生じてきます。
ただし、そんなに難しいことではありません。ちょっとした習慣をつけることで、快適な毎日を送ることができます。
これらの注意点を参考にして、一人暮らしをエンジョイしてください。