京王線、東府中駅から平和通りを抜けるとそこには「府中の森芸術劇場」があった!
府中の森芸術劇場は、個性豊かな3つのホールをもつ施設です。
「どりーむホール」は客席数2,000を超える大きなホール。
多目的な利用が可能です。
「ウィーンホール」はパイプオルガンを備えた荘厳なホール。
音楽専用につくられています。
「ふるさとホール」はあらゆるジャンルの文化芸術の上演が可能。
このほかにもレセプションなどに用いられる大会議室「平成の間」、
音楽練習室などもある、府中市の芸術がつまった大きな劇場です。
先ず私が注目したいのは各ホールの緞帳。
どりーむホール 第一緞帳
原画 …「春夏秋冬」
作者 … 脇田愛二郎
製作 … 龍村美術織物
ニューヨークの近代美術館やカーネギー美術館に作品が収蔵されている
脇田愛二郎氏の作品。
こういったホールでは舞台の内容もさることながら、緞帳につい目が行ってしまいます。
どりーむホール 第二緞帳
原画 …「光・風・緑」
作者 … 寺石正作
製作 … 丸昌
第二緞帳はまた素敵な作品です。
舞台と舞台の合間をつなぐ存在ですが、間近で見たら主役級の迫力です!
ふるさとホール 緞帳
ふるさとホールの緞帳も大迫力
原画 …「花宴燦燦」
作者 … 田村能里子
製作 … 住江織物東京支店
繊細に描かれた花びらとそこに差し込んでくる燦燦とした光が美しい、、、
もちろん府中の森芸術劇場の魅力はそこだけでは御座いません!
劇場に行って一番目を引くのはやはりこのパイプオルガン。
この劇場がオープンする日どりに合わせ、ドイツでパーツを作り、
3か月かけて丹念に組み上げられたそう。
ハープシコード。イタリア語ではチェンバロと呼ばれる楽器です。
日常ではめったに見ることのできないバロックの鍵盤楽器がこの劇場で見られます!
ウィーンホールに入るとオーストリア製の18枚のステンドグラスが
やさしく迎え入れてくれます。
温かみがある光と演奏される音楽で最高の時間はすでに約束されたも同然。
そんな府中の森芸術劇場のおすすめスケジュールを一部ご紹介します。
5月30日(土) 13:30開演 ウィーンホール
府中の森オルガン同好会 14th コンサート
先程ご紹介させていただきましたパイプオルガン演奏がたったの500円で楽しめちゃいます!
府中の森オルガン同好会の皆さんありがとうございます!
6月6日(土) 14:00開演 ふるさとホール
第216回 府中の森笑劇場 旬之熱演勢揃(しゅんのねつえんせいぞろい)
[出演]柳家喬太郎 / 柳家三三 / 三遊亭遊馬 / 桂宮治 / ストレート松浦
この日はお昼から劇場が笑いに包まれます!
無料で見れる演奏会や舞台がたくさんあります。
ぜひほかの日程もチェックしてみてください!