大國魂神社の秋季祭である「くり祭」はその名の通り「栗」の祭りです。
大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)
府中市宮町にある大國魂神社は
大國魂大神[おおくにたまのおおかみ]を
武蔵の国の守り神としてお祀りした神社です。
様々な季節の行事があり、
すもも祭りやくらやみ祭りなどの記事もありますので、
ぜひご覧になってみてください^^
そんな大國魂神社で
2015年9月27日~2015年9月28日に開催される、
秋季祭・くり祭。
いったいどんなお祭りなのでしょう??
秋季祭・くり祭
その始まりは1738年にまでさかのぼります。
一時中断された時期はあったものの、
再び現在まで続いている歴史あるお祭りです。
「くり祭」と称されるようになったのは江戸時代。
武蔵野では良質の栗がよく採れ、
かつ保存食としても重宝されていたため、
徳川家に献納されるようになりました。
それでいつしか「くり祭」と呼ばれ
人々に親しまれるお祭りになったそうな。
27日は宵祭り。
お囃子競演でくり祭りは最初の盛り上がりを迎えます。
28日は本祭り。
期間中は境内に約260本もの行灯がともされます。
この行灯は大正14年から始まり、
今は手書きの奉納画が描かれ、
祭りの夜をやわらかく盛り上げてくれています。
さて、栗が登場してないな?と思ったあなた。
もちろんくり祭というからには栗も参加しています!
かつては奉納されるだけだった栗ですが、
現在は祭の露店で購入可能になっています。
神楽の調べに耳を傾けながら、秋の夜の祭を楽しみましょう。
くり祭日程
日程: 2015年9月27日~2015年9月28日
開始・終了時間/奉納行灯掲出9:00~21:00(境内)
住所: 〒183-0023 府中市宮町3-1
アクセス: JR南武線または武蔵野線「府中本町」駅より徒歩5分。
京王線「府中」駅より徒歩5分
ホームページ: 大國魂神社
(via GO TOKYO 大國魂神社―秋季祭・くり祭―)