週末から、日中は少し動くと暑くなるほどの暖かな日が続いていましたが、
天気予報を確認したところ、明日からじわじわと気温が下がっていくのだとか。
ここ数日の暖かさに油断していた人は、
明日から少し寒さ対策をしておいたほうがいいかもしれません。
さて、そんな秋も深まる今日この頃ですが、
先日は「食欲の秋」に関してご紹介しましたので、
今日は「文化の秋」に関する話題をお届けしたいと思います。
秋というと、各学校・施設などでは文化祭の季節ですよね。
そんな中、府中市内では全国的にも有名なとある文化祭が開催されることをご存知でしょうか?
それは、毎年11月3日に府中刑務所で開催される「府中刑務所文化祭」です。
元々は地元で地域の方々に知られていた府中刑務所文化祭ですが、
昨今のSNSの発達により、東京競馬場の花火大会と同様、
年々話題を呼び、今や大盛況のイベントとなっています。
何故、そんなに人気なのかと言いますと、
一番は「刑務所レシピ弁当」や「刑務所特製パン」などの、
普段受刑者が食べている食事を再現したものが食べられる、ということ。
普段入ることのできない刑務所内に入れる上、
食事を食べることができると聞くと、やはり興味をそそられますよね。
食事再現以外にも、各種模擬店、所内見学、性格検査などに加え、
刑務作業の体験・実演コーナーでは電動ろくろを使った釜業体験、
レーザー彫刻による千社札の製作実演など、気になるイベントが盛りだくさん。
ちびっこ刑務官写真撮影、親子大工体験など、
親子連れでも楽しめるイベントももちろんあります。
また、今年はスペシャルゲストに天龍源一郎さんを招いてのトーク・グッズ販売も予定。
お弁当や製作物の石鹸などは、例年わりと早い時間に売り切れてしまうそうなので、
どうしても欲しい!という方は時間に余裕を持って来場されたほうがいいかもしれません。
普段足を踏み入れることのない刑務所。
府中市内に住んでいても、近くて遠いその場所に足を踏み入れるチャンスは、
この年に一度の、この文化祭だけ。
実際に行ってみると、ただ面白い!だけではなく何か感じることがあるはず。
ぜひみなさん訪れてみてはいかがでしょうか。
(via 法務省ホームページ)