府中に住んでいる、という話をすると
「子育てしやすいらしいよね〜」と言われることがあります。
しかし、実際に住んでいるとなかなか他の自治体と比べることができないので、
本当に子育てがしやすいのかどうかは客観的にはなかなかわかりません。
そこで今日は「本当に府中は子育てしやすいのか?」ということを
いろいろなデータで比べてみたいと思います。
まず、子育てといったらやはり遊ばせる場所ということで、公園の数をみてみましょう。
(面積の事を考え、東京市部内でのランキングです)
1位:八王子市 786箇所(11.60㎡ )
2位:町田市 705箇所(9.67 ㎡)
3位:小平市 300箇所(2.68 ㎡)
4位:府中市 278箇所(6.88 ㎡)
※()内は一人当たりの面積
(via 東京都建設局)
府中市の公園の数は278箇所で4位という好成績です。
公園は遊ばせる場所としてはもちろんですが、災害時には避難場所にもなりますよね。
子連れで安心して避難できる場所があるというのはとても安心ですよね。
ランキングは4位なのに対して一人当たりの面積は6.88㎡と3位の小平市よりもはるかに広いのも注目です。
次はやはり保育園問題です。待機児童ワーストランキングを見てみると…
1位:世田谷区…861人
2位:目黒区…617人
3位:大田区…572人
4位:江戸川区…420人
5位:府中市…383人
(via 子育てJAPAN)
なんと府中市は5位にランクインしてしまっています。
23区を外すと、なんと府中市は1位ということに!
これはなんとかしてもらいたい問題です…
しかし、次にこのデータをみてください。
こちらは東京市部の幼稚園数のランキングです。
1位:八王子市…31
2位:町田市…35
3位:府中市…20
4位:三鷹市…17
5位:調布市、小平市、日野市…15
(via 東京都の統計)
府中市はこちらのランキングでは3位に入っています。
確かに市内をお散歩していると、幼稚園が目に入ってくる回数が多い印象があります。
現在は延長保育などが充実している幼稚園も多く、
働きながらでも受けて入れてくれる園も増えてきていますので、
幼稚園に通わせながら働くということも可能になってきてると思います。
その他にも市内には「たっち」「しらとり」という子ども家庭支援センター、
共働きや残業などで帰宅が遅い家庭の2歳~小学6年生までの
子どもを預かってくれる「トワイライトステイ事業」、
子どもの養育が一時的に困難なときに7日間を限度に子どもを預かり
食事や通園通学の援助をする「ショートステイ事業」、
仲間づくりの場「ポップコーン事業」などがあります。
都心部に比べてゆったり、のんびりとした雰囲気がありながら、
駅前には都市部としての魅力もきちんとある府中市。
今回は「府中市は子育てしやすい!」という結論になりました。