お部屋探しは、事前の準備が大切です

新しいお部屋を探して引っ越しをする。
ワクワクしますが、お部屋探しはお金時間がかかるものです。
数十万の大金をかける一大事だからこそ、不動産屋さんに物件を探しに出かける前にしっかりと準備をしておくことが肝心です。
今回は、事前準備の中でも大切な「お金」と「希望条件の整理」の2つのポイントについてお話します。

■幾らかけられるかをチェックしておきましょう

まず、自分のお給料や預金残高をチェックして初期費用として幾らかけられるか、毎月の家賃はいくらまでなら払えるかを把握しておきましょう。

・初期費用の合計はおおよそ家賃の4ヶ月
初期費用は敷金・礼金などを合計すると、だいたい家賃の4カ月分前後となります。
例えば、家賃7万円の部屋であれば30万円弱のお金を準備できなければなりません。
自分の貯金残高を確認してみましょう。
ただし、不動産屋さんによっては賃貸の仲介手数料割引のサービスを受けられることもあるのでしっかりと調べておく必要があります。
また、礼金が半額の物件もありますのでチェックしておきましょう。

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・家賃の目安は月収の3分の1
一般的に、住まいにかける住居費の目安は、月収の3分の1までが目安になると言われています。
例えば、月収が25万円の方が「生活費を切り詰めるから10万円の家賃でも支払える」というような計画を立てたとしても、毎月のことですから、ときには急な出費があったりしてピンチになってしまうことも予想されます。
実際、入居審査の際も、月収の3分の1を家賃に充てられるかどうかで審査の結果が違ってきます。
入居後、どんなに節約する気でいても月収と家賃のバランスは無視することができません。
*月収とは、年収÷12か月の金額のことです。

■理想の物件のイメージと条件を事前に整理しておきます

どのようなエリアに住みたいか、どのような間取りがいいか、どのよう周辺環境がのぞみかなど、理想の物件のイメージと条件は人によりさまざまです。
不動産屋さんに物件探しに出かける前に、まずは自分の理想のイメージと条件を考えて整理しておきましょう。

・路線や住みたいエリアを考えておきましょう
住んでみたい理想の立地環境は人によって違います。
通勤や通学に便利な路線、駅からの所要時間なども考えておきましょう。
また、買い物などの生活に便利な場所がいいのか、閑静で緑の多い環境がいいのかなども。
しかし、自分の理想のすべてをかなえようとすると、往々にして適した物件の数に限りがでてきます。
また、家賃が予定よりも高くなってしまうことがあります。
そこで、自分の理想のイメージや条件の中で優先順位を整理しておくことが重要です。
例えば、最寄りの駅を第一条件にしたいが家賃が折り合わないと言った場合、駅からの距離で家賃相場が変わってきますので、バスや自転車の利用を考えてみるのも良いでしょう。

・物件の広さや必要な収納スペースもイメージしておきましょう
自分が生活していく上で必要な家具や道具、衣服などの量を把握して、事前に希望する部屋の広さや収納の大きさをイメージしておきましょう。
寝具や家財道具が収納スペースに収まるようであれば、部屋は多少狭くても生活できます。
逆に、収納スペースが少ない場合、大きめの部屋が必要となってきます。
部屋の広さと収納スペースは、トータルで考えておくとよいでしょう。
せっかくの引っ越しですから、思いきって断捨離に挑戦してみるのも良いでしょう。

・何階に住みたいか、どちらの向きの物件が望みか
集合住宅の場合、何階を希望するかという問題もあります。マンションの1階と2階以上では家賃も違ってきます。
防犯を優先的に考えるのであれば、セキュリティのしっかりした物件の2階以上を考えましょう。
住宅には、日当たりの問題もあります。
南向きの部屋と北向きの部屋では家賃はかなり変わってきます。
もし、仕事などで日中はほとんど部屋にいないのであれば日当りの条件を外しておけば、選多の幅も広がります。
いずれにしても、生活スタイルと好みに合わせて条件を設定しておきましょう。

・希望するその他の条件もリストアップしておきましょう
物件の広さや向きの他にも、自分が希望する条件があればリストアップしておきましょう。
・オートロックの物件がよい
・バストイレは別がよい
・ペット可の部屋がよい
・デザイナーズ物件に住みたい
・楽器の演奏ができる防音設備が欲しい
・駐車場や駐輪場などがあるとよい

など希望条件がある場合は、事前にリストアップしておきましょう。
しかし、これもすべての希望がかなうとは限りませんので、どうしても実現したい条件を決めておくことが大切です。

不動産屋さんやネットで、具体的に物件を探し始める前に、まず自分の希望を具体的にリストアップしておくことが大切です。
ただ、自分の準備できる金額の中で、すべての希望に沿った物件があるかどうかは分かりません。
そのためにも、リストの優先順位を決めておきます。
こうした事前の準備がしっかりしていれば、数多い物件の中から自分の理想に近い部屋をスムーズに探し出すことができます。

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