忙しい朝に、温めるだけ 冷凍トーストなど、朝食に役立つ冷凍保存法のご紹介

「冷凍トースト」「冷凍おにぎり」「冷凍味噌汁ミックス」など、忙しい朝でも満足度の高い朝食をすぐに用意できる便利な冷凍保存法をご紹介します。ぜひ、お試しください。
なお、この冷凍保存法は、余りがちな食材にも活用することができます。

お好みの具材を載せて作る冷凍トースト

ソースとお好みの具材をのせた食パンを冷凍庫で保存しておくという冷凍トーストのアイデアです。ピザソースやホワイトソースのほか、缶詰のコーン、ハム、ソーセージ、ピーマンや玉ねぎなど、余っている具材を活用して作れます。お好みでピザ用チーズをトッピングしてください。
予め具材をのせて作り置きしておくことで、朝は焼くだけでいつもと変わらないおいしさが楽しめます。
適切に処理しておけば1か月ほど保存できます。食パンをまとめ買いした時や時間の余裕があるときに作っておけば、役立つこと間違いなしです。

[冷凍トーストの作り方]
(1) 食材を準備します
食パンとピザソースやホワイトソース、缶詰のコーン、ハム、ソーセージ、ピーマンや玉ねぎの他、トッピング用のチーズなどお好みの食材を用意してください。

(2) 食パンに具材を載せます
ソースを塗った食パンに具材を載せ、お好みでチーズをトッピングします。

(3) 食品用ラップでぴったりと包み、フリーザーバッグに
出来上がったパンは、一枚ずつ全体を食品用ラップでぴったりと包み、さらにフリーザーバッグに入れて、冷凍庫で保存します。すっかり凍るまでは平らにおいておきましょう。凍ったらタテにして収納しておけばスペースを節約できます。

(4) 食べるときはトースターで焼くだけ
食べるときは、カチコチに凍ったパンを冷凍庫から取り出してラップをはがし、常温の場所に数分間おいておきます。その間に、トースターをプリヒートしておきましょう。 トースターで10分ほど焼けば出来上がりです。

お好みの大きさで作っておける冷凍おにぎり

冷凍おにぎりは、朝食だけでなくおやつとしても便利に使えます。あらかじめ具材を入れて握ったおにぎりを冷凍保存しておきます。
ご飯は炊き立ての温かいものを使用してください。ラップの中で、蒸気と一緒に凍らせることで解凍する際のパサつきが軽減できます。
入れる具材はお好みのもので構いませんが、水分が少なくて味の濃いものがおすすめです。梅干し、焼き鮭、昆布、おかか、しらす干しなど一般的な具材なら問題ありません。
冷凍おにぎりを作っておけば、電子レンジで温めるだけで、いつでもホカホカのおにぎりが楽しめます。

[冷凍おにぎりの作り方]
(1) 素手では握らずラップを使って握ります
炊き立ての温かなご飯を、食品用ラップを使って握っていきます。握ったおにぎりは、そのままラップでくるんでおきます。

(2) 粗熱をとってフリーザーバッグへ
握ってラップにくるんだおにぎりは、しばらく置いておき、粗熱をとります。粗熱が取れたら、フリーザーバッグに入れ、空気を抜きながら封をします。フリーザーバッグに入れておくことで、冷凍焼けを防止し、より長くおいしいままで保存しておくことができます。
できれば、金属製のトレイやバットにのせて冷凍庫に入れておくと、よりスピーディに冷凍できます。

(3) 電子レンジで解凍してホカホカのおにぎりを
食べるときには、冷凍ご飯と同じように電子レンジで加熱します。自然解凍では、ご飯がパサついてしまいます。
お使いの電子レンジの機種によっても違いますが、おにぎり一つで1分半前後が目安です。

(4) 海苔は食べる直前に巻きます
海苔は水分があるとしなっとしてしまうので、食べる直前に巻いた方が、パリパリ感が楽しめます。
なお、解凍後のおにぎりは乾燥しやすいため、すぐに食べた方がおいしくいただけます。もし、持ち歩く場合はしっかりラップで包んでおいてください。

野菜たっぷりの温かなお味噌汁が素早くできる冷凍味噌汁ミックス

忙しい朝食でも、一杯のお椀でたっぷりの野菜がとれる温かなお味噌汁は貴重です。あらかじめカットした味噌汁の具をフリーザーバッグに入れて冷凍しておくだけで、すぐにお味噌汁が味わえる冷凍味噌汁ミックスのアイデアをご紹介します。

[冷凍味噌汁ミックスの作り方]
(1) いつもの具材をカットして冷凍します
いつもお味噌汁に入れている具材をカットして、フリーザーバッグに入れて冷凍するだけです。この時、食材の水分をよくふき取り、具材はなるべく平たく並べて凍らせるのがコツです。

できれば、金属製のトレイやバットにのせて冷凍庫に入れておくと、よりスピーディに冷凍できます。

(2) 鍋に、だし汁と凍った具材を入れて加熱するだけです
食べるときには、鍋に凍ったままの具材とだし汁を入れ、火にかけます。火が通ったら、お味噌を溶かし入れます。これで具沢山で温かなお味噌汁の完成です。
素早く調理できるだけでなく、包丁やまな板を使わないため、後片付けも不要です。

まとめ

最近の冷凍庫は、性能が向上していて上手に活用すれば、保存性もよくおいしい料理がすぐに味わえます。ここでご紹介した「冷凍トースト」「冷凍おにぎり」「冷凍味噌汁ミックス」も、冷凍庫を上手に使う方法の一つです。
このヒントを活用して、忙しい朝にも、ぜひ、満足感のある朝食をお楽しみください。


[参照URL]
えんウチ
https://enuchi.jp/12233/how-to-freeze-toast-onigiri
https://enuchi.jp/10311/how-to-freeze-toast
https://enuchi.jp/10287/how-to-freeze-onigiri
https://enuchi.jp/10259/frozen-miso-soup-mix

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