教えて!冬の”ツルツル路面”の上手な歩き方

昨日の朝テレビをつけると、関東地方では雪の話題でにぎわっていました。

こんな時期に怖いのは、やはり雪害や路面凍結による事故ですね。

東京消防庁のデータによれば、60歳以上で言えば、雪道で転んだ人の約4割が入院するほどのケガを負っていることがわかっています。
そこで今回は、滑りやすい冬の危険な場所や上手な歩き方をご紹介します!

ポイント1「余裕を持った行動が吉!」


冬になると寒くって朝起きるのが遅くなりがち。
そうなると学校やお仕事に出かける時間もギリギリに、、、
急いでお家を出たはいいものの、急ぎすぎて凍った路面でツルっ!
怪我をしてしまったなんて、シャレになりませんよね。

だからこそ!
雪の日は、通常よりも少し早目に自宅を出て、足元に注意しながらゆっくりと歩くとよいでしょう。


ポイント2「水分が発生するところに注意!」


濡れた氷は、地面と足の裏との摩擦を無かったことにしてしまいます。
濡れた状態の氷ができやすいのはこんな場所。

■バスやタクシーの乗降場所
乗り降りの際は、ゆっくりした動作を心がけましょう。

■車の出入りがある歩道
駐車場の入口、横断歩道などは、車の排熱で中途半端に雪が溶けています。
車の乗り入れのために傾斜があるケースも多いので要注意。

■タイル張りの地下街・地下鉄
雪道から地下街や地下鉄など、タイル張りの場所へと入るときは、靴の裏についた雪をしっかり落とすのが滑らないコツ。

マンホールのある場所や点字ブロックもツルっといきがちです。
滑りやすい場所の上を歩くときは十分注意して歩きましょう!


ポイント3「すべらない歩き方伝授!」


外に出歩かなければ、滑って転ぶこともありません。
でも、そんなわけにもいかないのです!
最後に雪道で転ばないように歩くコツを皆様にお伝えしようと思います。

1.小さな歩幅で、ゆっくりと歩く
大きな歩幅で歩こうとすると、足を高く上げる形になり、重心の移動が大きくなって転倒する原因に。
歩幅をできるだけ小さくし、重心をゆらさずにそろそろと歩きましょう。

2.足指の付け根(つま先)あたりで着地する
かかとに体重をかけると、後ろにひっくり返る形で転んでしまうことも。
なるべく足先に重心をかけながら、足全体で垂直に着地するといいでしょう。

3.ひざから下を、地面に対して垂直にする
とくにツルツルの路面を歩くときは、足の裏全体を垂直に下ろすようにすると転びにくくなります。
地面から足を上げすぎず、わずかに浮かせる程度で地面を踏みながら進むのが◎。

1月から2月は雪が積もったり、路面や階段が凍結したりして、転倒事故が多発する季節。
防庁のデータによれば、60歳以上で言えば、雪道で転んだ人の約4割が入院するほどのケガを負っていることがわかっています。
大きな事故につながる前に対策をしっかり実践していきましょう!

(via ツルツル路面、雪道の歩き方って?)
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